余剰汚泥の資源化による再生と循環の実現

余剰汚泥・オカラ及び食品廃棄物等の有機廃棄物には、非常に多くの水分が含まれています。この水分は排出される廃棄物の体積・質量を増やし処分費に大きく影響します。
また、腐敗による臭気等の問題を起こします。そのため貯めてからの処分ではなく速やかに乾燥処理を行い減量化、安定状態にすることが必要です。
乾燥させたオカラはもちろん乾燥させた余剰汚泥も「乾燥菌体肥料」として有価物となります。

CCDW ドライヤー５つの特長

1. 瞬間的に非処理物の粉砕と乾燥を行う為、安定的に含水率10%程度に乾燥することが可能
2. 連続投入型なので、省スペースでの設置が可能
   （ロータリーキルン式の1/3程度の設置面積）
3. 機械的な駆動部分が少なくシンプルな構造なので故障などのトラブルが少なく、メンテナンスも容易。
   メンテナンスコストもロータリーキルン式と比較しても非常に安価です
4. 瞬間的に加熱、乾燥するため熱変性が無く高品質な乾燥が可能です
5. 乾燥したオカラは長期保存可能な高付加価値商品に。
   余剰汚泥は肥料登録することにより、有価物として販売可能。産業廃棄物ではなくなるのでマニフェストも不要です

 

CCD－Wドライヤ乾燥原理

CCD－Wドライヤシステムフロー

1. 原料供給部
   原料を供給するところで、一時的に貯留するためのホッパーから乾燥処理部へ原料を供給する。
   スクリューフィーダ、及びブリッジ現象を防止するためのブリッジブレーカで構成。
2. 乾燥処理部
   乾燥処理が行われるところで、超音速エアの噴射ノズルと燃焼ガスの供給部、及び処理槽で構成。
3. サイクロン部
   サイクロンにより乾燥物と排ガスに分離捕集するところ。

 

CCD－Wドライヤ仕様表

 

※1 含水率85%の被処理物を乾燥後含水率10%～20%に処理したときの仕様です
※2 処理能力は含水率85%の被処理物処理能力です
※3 製品の仕様、寸法は製品改良のため予告なく変更する場合がございます

 

補助金について

乾燥機設備導入について、都道府県によっては補助金の対象としているところがございます。
詳細は弊社、各都道府県担当部署へお問い合わせください。

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肥料登録について

乾燥機によって生成した乾燥物は、乾燥菌体肥料として登録が可能です。
登録の際は成分の計量証明書、植害試験の実施が必要です。その後証明書とともに肥料登録申請書を工場がある都道府県に提出して登録証を受理するという流れです。

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乾燥機設置時の登録について

労働基準監督署・・・安全衛生規則の乾燥設備に該当するので「届け出」が必要です
乾燥設備作業主任者・・・労働安全衛生法により「技能講習」と1名の「選任」が必要です
消防関係・・・消防法の火を使用する設備に該当するので所轄消防署へ「届け出」が必要です
各項目に関する詳細はご成約前にお話しさせて頂きます